よくある症状

見えにくい

パソコンやスマートフォンの長時間使用や、細かい作業で目を酷使して一時的に視力低下することがあります。この場合、目をしっかり休めると回復する場合と、睡眠をとるなど目を休息させても改善しない場合とがあります。
休んでも治らない場合は、近視・遠視・老視などの屈折異常や白内障・緑内障・網膜剥離などの眼疾患の発症が疑われます。急激に視力低下を感じる、見えにくくなった、目がかすむなどの症状が見られた際は、速やかに眼科を受診してください。


ゆがんで見える

視野の中の対象物や絵や写真がゆがんで見える場合、黄斑部分に異常が起きている可能性があります。
ものがゆがんで見える疾患としては、加齢黄斑変性症・網膜前膜・黄斑円孔などの眼疾患のほか、糖尿病網膜症でも同様の症状が見られます。この場合、治療をせずに放置すると失明に至る恐れがあるため、早めにご相談ください。


まぶしく感じる

夜間の自動車のライトがまぶしく感じることや、これまでなんでもなかったものがまぶしく感じるようになった場合は、まず白内障が疑われます。白内障で濁った水晶体が乱反射を起こすことでまぶしく感じます。
また、結膜炎の炎症によりまぶしく感じることやドライアイで眼球表面が傷ついてまぶしく感じることもあります。特に、角膜が傷ついてしまっている場合は、まぶしさと同時に痛みが伴うのが大きな特徴です。まぶしく感じる症状がある場合は、早めにご相談ください。


ゴミのようなものが
見える(飛蚊症)

視界に小さい黒い虫やゴミ、糸くずのような物が浮遊して見える状態を飛蚊症と言います。特に、青空など明るい場所で発見することが多く、視線と一緒に動くのが特徴です。外からの光は、ゼリー状の硝子体を通過して、網膜へ投影されて映像として見ることができますが、この硝子体に変化が生じ、一部分が混濁することで影となります。これが黒い浮遊物として映し出されます。これを生理的飛蚊症と言い、治療の必要はありません。一般的には、生理的飛蚊症がほとんどですが、視力に関わる網膜裂孔や網膜剥離などの重篤な疾患が潜んでいる可能性もあります。
また、高血圧・糖尿病・ぶどう膜炎・外傷による硝子体出血なども病的飛蚊症を引き起こす原因となります。飛蚊症がある方は、早めにご相談ください。


ものが二重に見える

片目で物を見た際に二重に見える症状は、乱視の他、白内障、網膜・角膜の眼疾患が疑われます。両目で見た時に二重に見える症状は、斜視が考えられる他、頭部の疾患が隠れていることもあります。
また、眼鏡を装用している時にものが二重に見える場合は、眼鏡の度数が合っていないことも考えられます。いずれの場合も、早めにご相談ください。検査結果によっては、連携病院へご紹介させていただくこともあります。


視野が欠ける

視野欠損とは、視線を動かさないで一点を見た時に見える範囲の内、光を感じてもものの見分けが難しい場合や、見えない点がある状態です。これは、網膜の視神経や視細胞・脳になんらかの異常があることが原因で生じる症状です。視野欠損の状態を治療せずに放置してしまうと、だんだんと見えない範囲が広がる可能性があります。
疑われる眼疾患として、緑内障・加齢黄斑変性・網膜静脈閉塞症・網膜剥離などの重篤なものがあります。視野が欠ける症状が片目で発症した場合、正常なもう片方の目で見えない部分を補うため、病状がかなり進行するまで視野の異常に気付くことができないケースがよくあります。


目が赤い

白目や結膜が赤く充血する場合、その多くは結膜炎とされます。結膜炎には、感染性とアレルギー性とがあります。そのほか、ドライアイ・強膜炎・虹彩炎・点状表層角膜症・コンタクトレンズの装用などが原因で充血します。
また、白目の一部分だけが真っ赤になる場合は、結膜下出血が考えられます。しばらくして自然治癒することが多いですが、何度も同じ症状を繰り返す場合は、結膜弛緩症などが要因の可能性があるので、早めにご相談ください。


目やにが出る

結膜炎になると、目やにが多くなります。目やにの症状の他、充血や腫れがある場合は、早めに眼科を受診してください。細菌感染の場合はさほど感染力は高くありませんが、ウイルス感染の場合は、感染力が高いため、注意が必要です。結膜炎は、炎症などの症状が治まってもウイルスがまだ活動していることがあるため、自己判断で治療を中止せずに、医師の指示に従って治療を行ってください。また、充血の原因がはやり目の場合は、通学禁止となるため、医師の許可が出るまでは登校または通勤を控えてください。


目が痒い

眼が痒いときは、アレルギー性結膜炎や感染性結膜炎などが疑われます。眼が痒い原因を特定して、適切な治療を受けることが非常に大切です。花粉症などのアレルギー性結膜炎の場合は、症状が起きるアレルゲンを特定して、日常生活においてアレルゲンを除去していきます。はやり目などの感染性結膜炎の場合は、感染力が強いので注意が必要です。特にお子さんにおいては、何度も眼を擦ってしまうことで角膜を傷つけてしまうので、早めにご相談ください。


目が乾く

目の乾きを感じる場合は、ドライアイの可能性があります。ドライアイは、涙の分泌量が減少していること、涙の成分の質が変わったことなどが原因で起こります。以前は加齢に伴ってドライアイを発症することが一般的でしたが、近年ではパソコンやスマートフォンの浸透によって、幅広い年齢層でドライアイの発症が多く見られるようになりました。タブレットを注視することで、極端にまばたきの回数が減っていること、眼球表面に涙が溜まりにくくなっていることなどが大きな原因とされます。また、コンタクトレンズの装用によってもドライアイが増加傾向にあります。ドライアイになると、目の表面の涙の層が破壊され、角膜が傷つきやすくなるため、その他の眼疾患リスクも高くなってしまいます。さらに、全身疾患が原因でドライアイが起こるケースもあります。目の乾きがつらい方は、早めにご相談ください。


まぶたにできものがある

まぶたに存在する様々な分泌腺が炎症を起こす麦粒腫や霰粒腫などが考えられます。まぶたの腫れや痛み・痒み・発赤などの症状が見られます。点眼治療で改善しない場合は、外科的処置を行うこともあります。
痛みをあまり感じないできものの場合には、まぶたにできる腫瘍も考えられます。気になる場合は、早めにご相談ください。


まぶたがけいれんする

眼瞼ミオキミアでは、目の疲れや睡眠不足などが原因で、自分の意思とは関係なくまぶたが細かくけいれんします。しっかりと眼を休ませること、十分な睡眠を心がけることが大切です。パソコンやスマートフォンなどの使用で目を酷使している場合は、目を休める努力をしてください。休息をとってもけいれんが治まらない場合は、角膜や結膜の疾患、眼瞼痙攣や片側顔面痙攣、頭部の疾患などが考えられます。気になる症状がある場合は、早めにご相談ください。

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